Fleck CASCO HS HV POLO
PASSIERKENTUCKY その他のブランドはこちら
ショッピングガイド Showroom便り ザ・エキスパート コラム リンクについて infomation
  • 商品のご注文は最寄の乗馬用品店、乗馬クラブへ。お求めになれない場合は、メールオーダーをご利用ください。
    また、アウトレットの商品につきましては、在庫によって随時、価格の変動がございますことを、ご了承くださいませ
HOMEコラム乗馬の基礎知識 > 馬の五感

馬の五感

馬の五感

このページでは馬ともっと仲良くなるために、馬に関する知識をご紹介します。

馬の感覚がどのようなものかを知っていれば、よりコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。

視覚

馬の目は横長であることに加え、顔の真横についているため、その視野は横方向に広く、逆に縦方向には制限されています。 両目を合わせると、真後ろを除いてほぼ320~340度を見ることができるのです。
「馬の後ろに近づくと蹴られる」というのは、馬が臆病な動物であることに加え、視野の範囲からもきていることなんですね。

運動中の視界についてですが、障害に向かうときなどに馬が頭を上げて走っている際には前方をはっきりと見ることができますが 自分の前肢のあたりや目線よりも上はぼやけて見えています。
一方、馬が屈とう(馬の頭が地面に対して垂直の状態)している状態のときは前方の視界は不明瞭で、地面を見ている状態になります。 また、馬は夜目や明暗の区別、赤と青の区別はつきますが、人間程の色の識別能力は持っていないと言われています。

人間を含め生物の網膜には光を感じる二つの細胞があります。 その内の片方の細胞の中にある錐体(すいたい)細胞というものが色覚に直接関わるもので、そこに存在する錐体視物質の数によって色覚の認識度が変わってきます。 最も多くの錐体視物質を持つのが鳥類、爬虫類、魚類の4つ、続いて人間の3つ、その他の多くの哺乳類は2つ(馬もです)といわれています。「三原色」という言葉を耳にしますよね。その「三」はここからきているものです。 そもそも、色覚というものは、ものがその色をしているということではなく、視覚を通して光の波長を感じ、 それを大脳でその色だと認識すること。 七色の虹も人間が見ているから「きれいな七色」なのであって、ハトやペンギンやカエルや馬がみる虹は七色じゃないのです。

聴覚

まわりになにもないのに、馬がいきなり遠くをみつめたり、気をとられたりしたことはありませんか? 実はそれは人間に聞こえない音が聞こえているからなんです。 そもそも人間の可聴域(聞き取ることの出来る音の範囲)の上限が2万ヘルツといわれて いるのに対し、馬の可聴域の上限はおよそ3万ヘルツといわれ、人間が聞こえない高音域の音も聞こえるというわけです。 また、人間でいう「目は口ほどにものを言う」という言葉を馬に置き換えると「耳は口ほどにものをいう」になります。 馬の耳をみるとおおよその感情を読み取ることができるということ。(もちろん目の表情やそのしぐさでも気持ちを汲み取ることはできますが) 何かに興味をもっているときは興味の対象の方に向いていたり、逆に怖い思いや怒っているときなどは 耳を後ろに倒してみたり。その表情は様々です。皆さんもご自分の愛馬の耳を観察してみてはいかがでしょう。

嗅覚

人間が近くにいくと、鼻をすりよせてきたりしませんか? 馬の仕草のなかでもかわいいものですよね。これは嗅覚をとおして私たちを認識しようとしているのです。
また、上唇を巻き上げて歯をむき出している表情、まるで馬が笑っている様にみえますがこれはフレーメンといって、馬がその匂いをよりかごうとしているときにする行動です。 嗅いだ事のない香りやいい香りのするときに、発情期の牡馬によくみられるこの行動、みなさんの愛馬はどんなときにフレーメンをしているか、観察してみてください。

香りのメカニズム

味覚

馬はとても鋭い味覚の持ち主でもあります。 個体差はありますが、好きな味、嫌いな味もありますし、大好きな餌の中に 苦い薬が混ざっていればちゃんと認識してそれをよけて餌だけを食べるという器用なこともします。

馬の歯のお話

馬の歯が何本あるかご存知ですか??
馬は牡と牝とで歯の数が違います。牡馬の歯は全部で40本、牝馬の歯は36本、4本の差は犬歯の有無にあります。 また、生後2年半~5年の間に生え変わる歯もあれば、ほぼ一生にわたって伸び続ける歯もあります。 とはいっても、日々の咀嚼運動などによって歯は磨耗して、その表面がギザギザになっていきます。 もちろん磨耗してしまう事が前提のつくりにはなっているのですが、あまりにギザギザになりすぎていたり どこかの歯だけが伸びすぎていたり(磨耗されていない)するのを放っておくと口内を傷つけてしまったり、日々の運動(※ハミ受けなど)に支障をきたしてしまう為、ヤスリで歯を削ることをしたりします。人間と一緒で歯のメンテナンスも必要なのです。

※ハミを受けるという行為には顎の関節・骨格にも関係があるのですが、歯の噛み合わせがよくないと馬が違和感・痛みを感じてハミから逃れようとしてしまうことがあります。

触覚

乗馬において、ライダーが馬に対して指示を出すときはその触角を利用したものがほとんどです。 (脚をずらす事が駆足の扶助になる・・・など) 特に敏感な部分(耳、鼻、腹、内股など)に触れる際には驚かせることのないよう、声をかけたり 優しく触れてあげることが大切です。

~おまけ~

馬の年の数え方、皆さんご存知ですか??
人間と同じように誕生日というものはもちろんありますが、その加齢方は人間とは異なります。 産まれた年を0歳として、年が明ければみんな平等にひとつ年をとるんです。
ただし、南半球の場合は8月1日で年をとります。 人間だと、成功をおさめているスポーツ選手が多い誕生月が統計的に算出されていたりするようですが 馬はどうなんでしょうか。調べてみるとおもしろいかもしれませんね。 (馬は人間と違って産まれてくる月にあまり差はないのですが。)

さて、主に五感についてお話しましたがこれはあくまで生物学的なものであってそれが全てではないと思います。
馬は記憶力のいい動物です。怖い思いをしたこと、優しくしてもらったことは忘れないといいます。 なにより大切なのは馬との信頼関係ですから、焦らず時間をかけてその信頼関係を築いていくことに重きを置いていければいいですね。

最新カタログ
ページトップへ